風の歌
今は穏やかな瀬戸内海も相まって
ゆっくりと心地良い時間が流れる牛窓
かつて造船業で栄え、そのもっと昔は
魯山人を始めたくさんの文化人や
旅人が行き交い、都や江戸へと
はたまた西へ西へと行くまでの
旅の途中にひと休みした小さな海の町
そんなみんなを迎える
立派な立派なお宿の御茶屋跡は
その二階の縁側から
旅人たちは潮風の吹く先を
海の動きを眺め
次なる地へと発つ日を
決めていたそうな
現代の御茶屋跡の守人は末藤さん
ご縁とご縁が潮風に乗って
haruka nakamuraさんと一緒に
この場所に出向いたのは去年の夏のこと
1週間ほど滞在し
私たちはピアノとギター
ペンとノートと毎日向き合い
そこにただただ在った
空気、物、人、時を
音に言葉に託し
鈴木さんが傍らで牛窓の風景を
写真に収め
末藤さんの優しい眼差しに
見守られ、できあがったのは
「白の本」そして「風の歌」
今迄は御茶屋跡に直接
出向かねば手に取ることは
できませんでしたか、
この度、御茶屋跡オンラインで
全国どこでも、みなさんのいる場所から
見て、そして聴いて頂ける事となりました!
こんな時だからこそ
牛窓の優しい陽の光と
あの時みた大きな大きな虹と
潮風にのって
必要なひとの元へと
届きますように
アルバムのお問い合わせは
御茶屋跡まで
@ochaya_ato_ushimado
「白の本」制作+映像 :鈴木孝尚
「風の歌」作曲+演奏 :haruka nakamura
「風の歌」作詞+うた :LUCA